移植とは

腎移植について | 高知県腎バンク協会

腎臓の機能が低下した人のために、新しい腎臓を手術で移植することによって腎臓の機能を回復させる治療法です。

♥腎移植はどんな手術ですか?

下図のように提供された腎臓を左右どちらかの腸骨窩に腎臓を移植します。
皮膚は約20cm切ります。移植腎の動脈を内腸骨動脈に、静脈を外腸骨静脈につなぎ、尿管と膀胱とをつなぎます。自分の腎臓はとらない場合がほとんどです。

♥腎移植の適応

  • 末期腎不全患者
  • 年齢:65歳程度まで(施設・個人によって違う)
  • 全身性感染症や悪性腫瘍がないこと
  • 抗ドナーT細胞抗体腸性(クロスマッチテスト陽性)の場合は原則禁忌とされています。
  • 生体腎移植の場合は血液型が違っていてもできます。

♥腎移植が優れている点(透析と比べて)

  • 時間:通常月に1度の通院ですみます。
  • 食事:特に制限はありません。(低塩、低脂肪が望ましい)
  • 味覚:食事がおいしくなります。
  • 飲水:制限なし
  • 生存率:透析療法より長生きできる。
  • 合併症:透析による合併症が改善します。
  • 医療費:どちらも保険がつかえるので本人の負担はほとんどありません。医療経済面では腎移植のほうが透析よりも安価です。
  • 小児:成長が期待できます。
  • 出産:妊娠出産ができることが腎移植の大きなメリットです。

♥腎移植の問題点

  • 腎臓の提供者が必要!(生体腎移植・献腎移植共に)
  • ドナー(特に献腎移植)が不足している。
  • 拒絶反応が起こることがあります。
  • 免疫抑制剤の副作用に注意が必要です。(感染症など)
  • 入院・手術が必要(生体腎移植の場合:提供者の方も入院・手術が必要となります)

♥入院の日程

入 院:生体腎移植の場合は手術の1週間前に入院します。
献腎移植の場合は選ばれた時点でとりあえず入院となります。

検 査:血液検査、心電図、レントゲン、上部消化管内視鏡検査、腹部超音波検査、呼吸機能検査など

手 術:全身麻酔でします。時間は約3〜4時間、術後はICUで1泊します

手術後:生体腎移植の場合はすぐに尿が出ます。献腎移植の場合はすぐに尿は出ないため1〜3週間くらい透析をします。手術後3週間目に移植した腎臓の組織検査を行います。

退 院:術後約1ヶ月で退院となります。移植をして3ヶ月間は拒絶反応、感染症の多い時期ですから、人の多いところには行かないように注意しましょう。

通 院:退院直後は1週間に1回の通院

仕 事:3ヶ月後位には復帰可(骨の状態が良く、副作用、拒絶反応、感染症等での支障が無い場合)

定期検査:月1回の血液検査

がん検診:年1回の検査

●腎移植と透析の比較表

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